- 白金台パソコンスクール. -
上野近くのお客様。無線LANでインターネットを楽しんでおられます。ノートパソコンを持ち歩いてあらゆる所で接続しているのですが、突然、ご自宅で接続できなくなったそうです。
何かの拍子に「設定が飛んだ?」のかと思っていたら、設定自体は特に問題なさそうです。ルーターに接続を試みましたが、パスワードを失念なさっているようでログインできません。しょうがないので、ルーターを初期化して、設定を一からやり直しました。
パソコン側の無線の接続設定が「パスワード無し」になったいたので、現状でもっとも強力な暗号化方式かと思われる「WPA2-PSK」を使用し、パスワードを設定しておきました。
お客様に確認してみたところ、「ルーターのパスワードは変更していない」とのことだったので、あまり考えたくはないですが、誰かがルーターに侵入して設定を変更した可能性があります。このように無線で接続する場合、様々な危険がつきまとうので、パスワード設定は必須です。
※ちなみに「WPA2-PSK」には、「AES」と「TKIP」と2つの種類がありますが、通常は「AES」を使用すれば問題ありません。両者の違いは暗号化の強度の差異で「AES」の方が強力なためです。
2011年10月12日